2021年9月6日月曜日

インディアンムービーウィーク2021 パート2

 インド映画の話題作を紹介する「インディアンムービーウィーク2021」の第2弾が、6月のパート1に続き、この秋開催される。

昨年急逝したイルファン・カーン最後の出演作『イングリッシュ・ミディアム』、少年院の更生に立ち上がる教師を描く大ヒットアクション『マスター 先生が来る!』など4作品が日本初上映。パート1で話題になった『グレート・インディアン・キッチン』など再上映作品を含め、全9作品がラインナップされている。




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場所:キネカ大森 

(924日からは名古屋・大阪・兵庫など全国11カ所で開催)

配給:SPACE BOX

料金:1800円均一

https://imwjapan.com/



【上映作品】



『イングリッシュ・ミディアム』(原題:Angrezi Medium










©Maddock Films, ©Skywalk Films



2020/ ヒンディー語/ 145

監督:ホーミー・アダジャーニア

出演:イルファーン・カーン、ラーディカー・マーダーン、ディーパク・ドーブリヤール


娘の留学を叶えようと奮闘する父を描く、ファミリーコメディー

ラージャスターン州ウダイプルで老舗菓子店を営むチャンパクは、早くに妻を亡くし、娘ターリカーを一人で育ててきた。ターリカーは、ロンドンの大学への留学奨学生に選ばれたが、父の迂闊な一言でチャンスを失ってしまう。志望校の留学生枠は埋まり、残るは英国市民向けの入学枠のみ。チャンパクはロンドンに住む旧友バブルーを頼り、ターリカー、いとこのゴーピーと共にロンドンに向かうが…。実力派俳優が勢揃いしたファミリーコメディ。昨年急逝したイルファン・カーン(めぐり逢わせのお弁当、ヒンディー・ミディアム)最後の出演作。



●『マスター 先生が来る!』 (原題:Master














© B4U Motion Pictures, © Seven Screen Studio, © X.B. Film Creators

2021/タミル語/179

監督:ローケーシュ・カナガラージ

出演:ヴィジャイ(ビギル 勝利のホイッスル)、ヴィジャイ・セードゥパティ(キケンな誘拐)、マラヴィカー・モーハナン、アルジュン・ダース


公開初週の世界興収第1位! 荒廃した少年院の更生に立ち上がる正義の教師

アル中気味の大学教授のJDは、自身が主張した学生会長選挙で起きた暴動の責任をとり休職、地方都市の少年院に赴く。一方、バワーニは、少年時代にギャングの手で両親を殺され、その後少年院での生活で辛酸をなめ、冷酷非道な非合法ビジネスの大元締めに成長していた。バワーニが支配する荒廃した少年院で、JDは少年たちの更生のために立ち上がる。大人気俳優ヴィジャイと注目俳優ヴィジャイ・セードゥパティを主役に据えた、勧善懲悪のアクションドラマ。



●『ラジニムルガン』 (原題:Rajinimurugan













© Thirupathi Brothers



2016/タミル語/155

監督:ポンラーム

出演:シヴァカールティケーヤン、キールティ・スレーシュ、ラージキラン、スーリ、サムドラカニ


極楽トンボのハッピー・マドゥライ生活

南インド、マドゥライに暮らすのんきな無職青年ラジニムルガンは、大きな屋敷に一人住む祖父に可愛がられていた。彼には幼少時からの婚約者カールティカがいたが、彼女の父親の心変わりで遠い町に送り出されていた。美しく成長し帰郷した彼女に、ラジニムルガンはあの手この手で彼女にアタックを試みる。祖父はそんな孫のために屋敷を売却しようとするが、そこに法定相続人を名乗る男が現れて…。人気俳優シヴァカールティケーヤンとキールティ・スレーシュ(伝説の女優 サーヴィトリ)によるカラフルなロマンチック・コメディ。



●『俺だって極道さ』 (原題:Naanum Rowdy Dhaan













© Wunderbar Films



2015/ タミル語/ 139

監督:ヴィグネーシュ・シヴァン

出演:ヴィジャイ・セードゥパティ(キケンな誘拐)、ナヤンターラ(ビギル 勝利のホイッスル)、パールティバン、ラーディカー・サラトクマール、


お洒落な街並みで巻き起こるスラップスティック復讐コメディ

ポンディシェリに住む青年パーンディは、警官の母親を持ちながら極道に憧れており、友達のドーシと一緒に「極道ごっこ」で小遣いを稼いでいた。ある夜、彼は聾唖の女性カーダンバリに出会い、一目惚れする。何とか彼女の心を開こうとするパンディだったが、彼女が求めたのは、幼少時のトラウマとなっている事件の首謀者である大物極道への仇討ちだった…。人気のヴィジャイ・セードゥパティとナヤンターラを配し、旧フランス領ポンディシェリのお洒落な街並みを舞台にした、異色の新感覚リベンジ・コメディ。ダヌシュ(無職の大卒)プロデュース作品。



その他の「パート1」再上映作品はこちら

https://ryokojintabicine.blogspot.com/2021/06/2021-1.html