2017年1月24日火曜日

カラフル!インドネシア2

 ■東京国際映画祭「CROSSCUT ASIA」提携企画

「カラフル!インドネシア2」





昨年の第29回東京国際映画祭で好評だった特集「CROSSCUT ASIA #3 カラフル!インドネシア」の第2弾が、明日1月25日(水)から28日(土)まで、アテネ・フランセ文化センターで開催される。

デジタル修復されたインドネシア映画の巨匠ウスマル・イスマイル監督の『三人姉妹』(1956)を筆頭に、スハルト政権崩壊後の10年目を期に製作された『9808〜インドネシア民主化10年目のアンソロジー』('08 日本初上映)、ジョコ・アンワル監督のサイコホラー『禁断の扉』('09)、折り合わない夫婦の姿を描くエディ・チャフヨノ監督の『SITI』('14)、ギター・ポップバンドのステージを追ったドキュメンタリー『White Shoes & The Couple Company in Chikini』('16 日本初上映) 、カミラ・アンディニ監督ら5人の短編を集めた『インドネシア短編傑作選』など、旧作から最新作まで充実の6プログラムがラインナップされている。



28日にはエディ・チャフヨノ監督とプロデューサーのメイスク・タウリシア氏を招いたシンポジウム(入場無料)も予定されている。近年、経済成長とともに製作本数を増やし、リリ・リザ監督やエドウィン監督などが世界的な評価を受ける一方で、若手監督の台頭めざましいインドネシア。日本でもアンガ・ドゥイマス・サンソコ監督『珈琲哲学〜恋と人生の味わい方』(仮題)などの娯楽作も劇場公開が予定されており、その動向から目が離せないインドネシア映画の豊穣と現在進行形を知るまたとないチャンスだ。

『カラフル!インドネシア2』
日時:1月25日(水)〜28日(土)
場所:アテネ・フランセ文化センター(御茶の水)
料金:一般=1300円 学生/シニア=1100円 
   3回券(一般・学生・シニア共通)=2700円 
   アテネ・フランセ文化センター会員=800円
主催:国際交流基金アジアセンター、アテネフランセ文化センター
スケジュール・詳細http://www.athenee.net/culturalcenter/program/in/indonesia.html